山梨県のおいしい桃は、しずめ園の桃通販でお求め下さい。｜桃・ぶどうの品種

「桃はピンク色で丸いもの」「品種と言ったって、どれも同じ味」
皆様こうは思っていないですか？

桃はぶどうの様に色や形がはっきりと違うものではありません。
私たち農業従事者でも、目の前に一切れの桃を出され「これは何の品種ですか？」と聞かれても、正確に答えることは困難だと思います。それだけ多くの品種が存在しているのです！

しかし！品種を大きく分けることは出来ます。
それは「白鳳系」と「白桃系」です。ここでは「しずめ園」で生産している白鳳と白桃の説明を致します。

1973年に山梨県山梨市一町田中の田草川利幸氏が発見した「白鳳」の枝変わり品種で、早生種の代表的品種です。
果皮は濃赤色で全体にきれいに着色するのが特徴。
果肉は乳白色で果汁は多く、また早生種の中では甘みが強く、酸味、渋みが少ないため、食味が大変優れています。
白鳳よりややかためで、日持ち性は良好です。

1950年に山梨県東八代郡一宮町の前島伝次郎氏が発見した「高陽白桃」の枝変わり品種。
白鳳と並ぶ中生の主要品種です。
果実は白鳳に比べやや大きく、着色が良いのが特徴。
果肉は白色、緻密で締まり、日持ち性は比較的良好です。
また多汁で甘味が多く、酸味は白鳳よりやや少ないため食味は良く、品質は安定しています。

一宮水蜜は桃の晩生種で８月中旬に出荷されます。
浅間白桃の枝代わり品種といわれ、やや丸みを帯びたシルエットをしていて、普通の桃よりも大きめというのが特徴です。
果肉も緻密で繊維質も少ない繊細な桃です。
完熟すると皮も剥き易く食べやすいのも一宮水蜜の特徴です。
果汁も大変多く水蜜の名にふさわしい桃の品種です。

ぶどうは桃と違い見た目で品種の違いが分かりやすい果物です。
主に黒系・赤系・青系に分けられ、味も糖度が高いものや酸味が強いものなど様々な味が楽しめます。大きさも品種によって様々で1粒2グラム程度の物もあれば、大きいものでは、20グラムもあるんです。また、種あり・種なしと分かれていて最近では大粒の種なしがお客様には好まれています。もちろん種ありも美味しいですよ。

果皮は緑黄色で、果粒の重さは10～15gくらい。糖度は18～20度ほどと高く、酸味は控えめです。しまりのある果肉は果汁が豊富で、マスカットの芳香を持ちます。また、果皮が薄くてやわらかく、皮ごと食べられるのも特徴の1つ。
パリッとした歯ごたえで、ジューシーで上品な甘みと高貴な香りが楽しめます。